簡単すぎて太る! グリルで生地から手作りピザ


 ピザを生地から作るのが楽しくて太りそうです。
 パンやピザといった、強力粉を使う“洋風オシャレ粉もん”を作ることはないと思っていたわたしが手を出した理由は、ガジェットでした。ITに限らず、実験感覚で使えるガジェットを見つけると、試さずにはいられないようだ!
 使ったのは「グリルピザプレート」。全て鉄製の浅いフライパンで、直径20センチ×高さ3.5センチ。魚焼きグリルに入れやすいように柄が短く、フチが切り立っているのが特徴です。新聞の生活面で見つけて、値段を調べたら1890円と手頃。送料無料だったので、その日のうちに注文しました。
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えっ、わたしのピザ生地、簡単すぎ!?

 ピザ作ったー! というと「でも、お難しいんでしょう?」っていう反応がほとんど。わたしも生地を捏ねたことなんてないので、勢いだけで注文しちゃったけど大丈夫かな〜と心配でした。でも、フライパン付属のレシピ集に載ってたレシピ通りにやったら、簡単すぎてなんだか拍子抜け。
 強力粉とドライイーストにぬるま湯を入れて、混ぜて、捏ねて、寝かすだけ! ちょいと捏ねただけで、あの子は勝手に育っていくのよ……。発酵したらなんとなく広げて、フライパンでまず底面を3分、次に魚焼きグリルで表面を3分焼くとできあがり。美味しくて、安くて、なんかすごいっぽい――ピザ生地の手作りがこんなに簡単だったとは!
 作り方は、「ためしてガッテン」のサイトにおいしいピザ生地のレシピが載っていたのでリンクします。

◆アツアツ!本格ピザを我が家で作る/ためしてガッテン


鉄製で柄が短ければ他で代用も

 常々、一人暮らしで使っているような電子レンジのオーブン機能って、予熱するだけで不安になるほど外側までアツアツになる割にはパワーが足りないのが不満で、魚焼きグリルで代用できたらと思ってたんです。ケークサレやキッシュを焼きたいけど、オーブンはいらないと思ってた。「グリルピザプレート」は魚焼きグリル愛好家のわたしには最高のガジェットでした。

 柄まで全てが鉄製で、魚焼きグリルに入る大きさ、長さなら他のフライパンでも代用できると思います。5〜6回試してみたところ、少し長めにコンロで底を焼いて、表面がふくらんできたらグリルに移すのがよさそうです。生地を作っておけば、外はカリッと、中はもっちりした美味しいピザが10分もかからず作れます。サイズが問題なければ、魚焼きグリルの代わりにトースターでちょっと長めに焼いてもいけると思います。

 写真は上から、シラスと水菜とチーズのピザ(水菜は食べる直前に乗せて、最後にちょっとお醤油ポタポタしました)、マルゲリータのプチトマトトッピングです。かなりもちもちふっくら。発酵が短いとカリカリになります。

 鉄のフライパンなので、もちろんピザ以外にも使えます。キッシュ、パエリア、ケークサレ、グラタンなんかもいけるかもしれませんね。求む! 実験仲間! ちなみに付属レシピ集の食パンを敷いたキッシュは、火を通すのにちょっと時間がかかりました。