記憶への憧憬

宮崎牛のA4〜5ランクのサーロインの塊を購入し、食いしん坊仲間を呼んで食べました。ステーキソースはマスタードと岩塩のみの2種類。湯引きにしたものにかいわれを添えてポン酢でもいただきました。付け合せは単品祭りです。写真に写ってるマッシュポテト、ニンジンマリネ、シーザーサラダのほかにコーンスープ。

トロトロの脂の旨みがすごかった。正直、ステーキは飲み物でした。それはそれは美味しかったのですが思うように量を食べられず、30オーバーの胃には湯引きが一番フィットするという悲しい現実を思い知る結果に。

体調があまりよくなかったのも一因かもしれません。先月はひどい風邪をひいてしまって長引く咳に悩まされました。今はやっと落ち着いたのですが、いまだに何を食べてもすごいおいしいとは思えないのがとても残念。

しかし不思議なもので、そうなると逆においしかった食べ物への憧憬が募ります。頭の中ではアレ食べたいコレ食べたいと先走るものの、実際に食べても落胆するばかり。お寿司やお肉で何度か悲しい思いをしたのです。頭の中では、渡辺美里が悲しいね悲しいねとうるさいです。